志礼知也/Tomoya Shirei

1992年東京生まれ、石川在住。幼少期に父の点描画を見て絵を描き始める。「世の中の不条理」をテーマに描かれる緻密な画面が特徴である。人間関係、個々の感情、世の中の摂理、現象など、知らぬ間に変化する言語化できない動きを、独自のモチーフに落とし込み具現化している。ランダムに配置されたインクや筆跡、キャンバスの影やシワなどが誘発し合ってできたカタチを捉えることにより、自己意思と偶発性の共生を試みる。近年ではインクの特性にも注力し、自然物からインクを抽出したり、液体、粒子の形状による表現の差異を利用した方法などを探究している。